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『 ‘はるか’ は会津の応援団! 』   ( 会津若松 室井市長 )
「鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか」が行われた3月9日・10日の二日間、鶴ヶ城は約1万4000人の歓声に包まれました。現地で取材をした私自身、純白の天守閣に輝く桜の映像を見たときは、心から感動し、思わず涙が溢れました。
様々な人々の想いをのせて、一足先に満開となった‘はるか’。中でも、鶴ヶ城に人一倍思い入れのある、会津若松市 室井市長にお話を伺うことができました。

☆会津は頑張っているよ!
『私は3.11の震災直後に市長に就任しましたが、これまでにも復興支援で続々と会津に来て下さった方々を、何度となく鶴ヶ城でお迎えして参りました。そんな中、今回のお話を最初に頂いた時は「えー本当にやってもらえるの?」と、大変感激いたしました。
「プロジェクションマッピング」は、先の東京駅「TOKYO STATION VISION」や「さっぽろ雪祭り」など、とても話題になっていたので、会津の「鶴ヶ城」を選んでいただいたのは本当に素敵なことだと思いました。また同時に、復興のシンボルとして、‘はるか’を多くの方にご周知いただける絶好の機会だと思いました。
「鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか」は福島県の子供たちの健やかな成長を願ったものです。今回のイベントがネット等で共有され、日本国内はもとより、世界中に届けられることになるでしょう。その時に、「会津は、福島は、頑張っているよ!」と多くの方に感じていただけたら、嬉しいです。』

☆桜が咲くたびに思い出す…くじけずに、負けないぞ!
鶴ヶ城にはソメイヨシノを中心に約1000本近くの桜があり、名所として知られています。会津若松ご出身の室井市長も、桜の思い出の場所はやはり鶴ヶ城だそうです。
『鶴ヶ城での花見は会津の風物詩です。私が子供の頃は、お城の中に売店もたくさん出ていたので「食べたいなぁ」という気持ちで足を運んだこともありました(笑)。もちろん桜は言うまでもなく素晴らしい!私自身は特に、夜桜にとても風情を感じます。また、お城を背景にみる桜吹雪には、思わず息を飲んでしまいます。それほど美しく、思い出深い桜です!』

毎年桜のシーズンには、多くの見物客で大変混雑するそうです。さらに今年は、「鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか」や大河ドラマ「八重の桜」が輪をかけて、より多くの方にお越しいただけることを室井市長は楽しみにされていました。
『毎年必ず春になると桜がきれいに咲いてくれます。桜を見る度に、我々にとって忘れてはならない、震災のことが思い出されます。そして改めて、「くじけずに負けないぞ」という気持ちになれます。
つまり‘はるか’は我々にとって大きな応援団だと思います。』

☆最後に「fukushimaさくらプロジェクト」にメッセージを下さい
『「鶴ヶ城プロジェクションマッピング はるか」の関係者の皆様には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。会津にも是非‘はるか’をたくさん植えさせていただきたい。近い将来、「fukushimaさくらプロジェクト」で植えた‘はるか’が毎年咲き誇る、そんな夢のある非常に楽しみなプロジェクトだと思います。』

                                    (Rie Kawahara)