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『厳しい環境を乗り越えて、より強くなれる』 (NTTぷらら 板東社長)
「fukushimaさくらプロジェクト」への参加を一番に表明してくださった株式会社NTTぷらら 板東社長。復興にかける熱い想いを伺ってまいりました。

☆桜は必ず咲き誇る!
『物心がついた時から、私にとって「花」と言えば「桜」でした。その時というのも、幼稚園の時なんだけどね!』
笑いながら周囲を和ませてくれた板東社長。桜の思い出をお聞かせくださいました。
『僕は幼稚園の時、「さくら組」だったんです。今でもよく覚えているんだけどね、その幼稚園の庭にはとても綺麗な桜が毎年咲き誇っていました。』
幼いころから桜が大好きだった板東社長。故郷である徳島県を離れ東京に出てきてからも、桜の名所として知られる目黒川沿いに暮らしていたことがあるそう。
『毎年目黒川での花見は、僕の楽しみでした。しかし、ある年に3月の後半だというのにまだ雪が降っていて、気温も10度を下回るような日が続いている時がありました。「この寒さでは桜も咲かないだろうなぁ」と心配していたのも束の間、見事に咲いたんです! どんなに厳しい環境の中でも時期が来ると必ず咲くところが桜の素晴らしさだなと、僕はその時改めて実感しました。』

☆ゼロからのスタートで、より強くなれる!
5年前に開始された映像配信サービス「ひかりTV」を手掛けた板東社長。今となっては、会員数245万人となる見事な急成長を遂げました。しかしそんな板東社長にも、現在からは考えられないような苦闘の日々があったようです。
『社長に就任した当時のNTTぷららは、会社を清算しなければならないほどの危機に陥っていました。「どうせ無理に違いない」と誰もが諦めていた会社を経営することは、絶望を感じるほどの苦しみがありました。飲めない酒を飲み、眠れない夜を過ごした日々も思い出されます。しかし、私は諦めなかった。懸命に解決方法を模索し、着実にやるべき事を実行し続けたのです。そうしていると、インターネットのマーケットの急拡大にも恵まれ、危機を脱出できただけでなく、より強い体質の会社へと変貌することができたのです。どんな時も前向きな気持ちで、耐え続けた先には必ず成功が待っている、私はそう信じています。』
『私の経験とは比べものにならないくらい、福島・東北は大変な状況ではありますが、これから10年、20年かけて復興していくなかで、より強くなっていくと思いますし、その過程で培ったノウハウは大きな財産になると思います。』
ご自身の体験も踏まえて、福島・東北の復興について熱く語る板東社長の言葉は、優しい表情からは想像もできないくらいの力強さに溢れていました。

☆「東北は素晴らしい場所だ!」と視聴者の皆様の心に届く番組を…
映像配信サービスを提供する会社ならではの復興支援を行っていきたいとお話下さった板東社長。
『福島をはじめ東北各地の魅力を伝える紀行番組を制作しています。これを全国に配信し、東北各地の美しい映像と共に、歴史や名所、自然やグルメを紹介することで、「東北は素晴らしい場所だ!行ってみたい!」と視聴者の皆様の心に響く番組をお届けしますので、是非ご期待ください!』
この「東北応援さくら紀行」は、4/27(土)の16:00〜(30分)から、「ひかりTV」で放送されます。
※第二話以降は、日曜の21:00〜21:30に、隔週での放送となります。
※再放送は、放送翌週の同時間21:00〜(30分)お送りいたします。

☆最後に「fukushimaさくらプロジェクト」にメッセージを下さい
このプロジェクトには、いつまでも震災を風化させず、復興を応援する機運を途絶えさせない力があると感じています。福島で元気に育った‘はるか’が、日本全国に届けられます。そして日本各地で成長していく‘はるか’を見るたびに、福島のこと、また3.11の震災のことを思い出すきっかけとなると思います。
「ひかりTV」もその一助となれたら大変喜ばしいことだと思っています。
                               (Rie Kawahara)